こんにちは。ワタナベ薫です。
ちょっと下記の文章読んでみてください。
私の現クライアントさんのブログ記事なのですが、
ブログは情報配信でもなければ、誰かに何かを教えているわけでもないのに、
いつも彼女のブログから私は本当に学びを得ています。
彼女のブログの一文を引用させていただきました。
「お子さまのいらっしゃる方に質問。
子供が、味噌汁や、お茶などをこぼしたら、どうしてますか?
以前の私は、『もぉ〜何やってんのよ!よそ見してるから。しっかり持ちなさい!』
と怒りながら、拭いていました。・・・(省略)
で、ある時思ったわけです。子供たちは、いつ、
こぼしたら拭くことを自分たちで気がつくのだろうか?」
・・・続きが気になりませんか?続きはこちらを読んでね。
結局、彼女は母親としての小さな実験をして、子供たちはいつになったら、
こぼしたものを「拭く」という行動をするようになるのか?
ということを、カーペットに染み込んでいくココアにドキドキしながら、
母親として、子供たちを観察するのです。結論から言いますと、
子供はちゃーんと知っている、こぼしたらすぐに拭く!ということを。
これって、コーチングにも通じるし、
人生の中での人間関係でも通じるんだな、と思いました。
誰かが悩んでいるときに、周りは答えをすぐに与えるから、
その人は考える力もなくなるし、依存心さえ芽生えるかもしれない。
なので、アドバイスというのは、与える側は注意してして与えないと、
ハッキリいってその人のためにはならない、ということを知るべきなのです。
そして、人は自分がよかれと思ったアドバイスを人に与えたがりますが、
その人が最初から望んでそれをあなたに聴いていない限りは、
その人にとっては雑音になりかねない、ということ。
(たいていの場合アドバイスを与える側は自己満足。)
本当に相手を思っていたら、相手に考えさせたほうがいい。
しかし、時間がもったいないとか、自分が言いたい、とか
教えたい、などの気持ちが先行してアドバイスを言っちゃう、みたいな。
あるクライアントさんは、自分がコーチングを受けてからは、
周りの人にアドバイスをほとんどしなくなりました。
相手がアドバイスを求めている場合は、自分の主観を伝えることはあっても、
それでも、これは私の考えだからあなたに合うかどうかわからない、
の前提で話をすることはあっても、自分からはなくなったそうです。
そして、彼女もまたコーチのようにふるまい、
辛抱強く友達の話を最後まで聞き、アドバイスではなく、
結局この場合の問題は何なのか?
あなたにとって一番いい結果は何なのか?
あなたはどうしたいのか?
そうすることで、どうなりそう?
・・・などなど、その人の望んでいることを引き出すようになったのです。
答えをポン!と与えるよりも、自分で考えて、自分で選択して、
自分で行動して、自分で行動の責任を取る、ということが
できるようになったら、自分にも自信が持てますし、
自分の人生を主体的に自分で作っているような気持ちにならないでしょうか?
質のいい質問を投げかけるってホント大切。
友人と、その5歳の女の子との会話でも感動したことがありました。
友人は、子供に自主性と主体性を持たせたいと考え、
教育も徹底していました。
ある時、私と友人とその5歳のRちゃんで車に乗っていた時に、
Rちゃんがママにこんなことを言いました。
Rちゃん「ママ〜、きょうのピアノはいきたくない〜。テレビみたい〜」
ママ「そう。わかった。テレビを見たいからピアノを休むのね。
ピアノのレッスンは遅れてしまうけど、しょうがないね。テレビを見たいのね。」
Rちゃん「・・・」
ママ「じゃあ、先生にはRちゃんはテレビがみたいので、
今日は、練習はお休みする、って、ママから電話しておくね。」
Rちゃん「・・・」 かなりの時間沈黙が続く・・・
友人は、Rちゃんが言った事実だけを返しているだけです。
しかも、あてつけがましく言わず、ただただ優しくニュートラルに言うのです。
そして、Rちゃんはやっと話し出します。
Rちゃん「やっぱり、きょうピアノ行く!」
ママ「あら、どうして?テレビが見たいんじゃないの?」
Rちゃん「やっぱり、テレビよりもピアノがだいじ。
ピアノのれんしゅうがおくれると、センセイもわたしもこまるから!こまるのやだもん」
ママ「そう。練習が遅れると困るんだ。どうして?」
Rちゃん「おくれると、あとでもっとテレビがみたいときに
みられなくなるかもしれないから。あとね、Mちゃんとあそびたいときに、
ピアノがおくれると、あそべなくなるかもしれないから」
こんなちっこい脳みそで、そこまで考えているの?とびっくり。
ほんでもって、叱りも怒りもせず、自分の親としての考えを押しつけもせず、
小さな5歳の子供が自分で結論を出したことに、どえりゃあ感動したことがあります。
さらに、その友人のニュートラルな対応にも感動しました。
コーチとクライアントもこんな感じです。事実のフィードバックをするだけで、
クライアントの脳はフル回転で考えはじめます。
親はたいていの場合、子供に「ダメでしょ!ピアノは大切だから行きなさい!
練習が遅れたら困るでしょ!」と言うかもしれません。子供は遅れたら
困る理由を考えようともしませんし、ダメと言われるともっと
テレビが見たくなるのが人の欲望の傾向。
今、子供の例を書きましたが、やっぱ大人も同じなんですよね。
自分と向き合うことがない癖がついていると、考えないでしまって、
すぐに誰かに答えをもらいたくなる。しかし、それは他の人の答えであって、
言うなれば、インスタント回答みたいなもの。
それよりも、自分にあったオーダーメイドな答えが欲しい。
だったら、自分でじっくり考えて、自分で答えを出して、
それを行動に移すほうがいい。もちろん、本当の答えにたどり着くまで
時間がかかるかもしれませんが、長い人生で見てみたときには、
そちらのほうがいいわけです。
本当に答えが出ない時は、自分の尊敬している人をイメージで
目の前に現れてもらって、その人に質問してみてください。
その人は、あなたに最良の答えを与えてくれることです。
ポイントは本気でその人になりきって、その人の体の中に入って、
その人の瞳を通して、目の前にいるあなたにアドバイスをしてみるのです。
よい答えが出ますよ。それはあなたの答えなのです。
ぜひ、時折自分に行き詰ったと感じたときに、私を目の前に呼んでみてください。
魔法のランプからボヨヨ〜ンって、あなたのお部屋に現れて、
あなたの質問にいいアドバイスすると思います。
しかし、それはあなたの中から出た答えなのです。
最後まで目を通していただき、今日もありがとうございます。
アンテナ立てて読んでみると、あなたにとって必要な情報を拾うことができますよ。
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今日の記事は、私にとって怖いくらいにドンピシャでした。
ずーーーっと、いけない対応をしていました。
で、そのつけがやってきました。本当にガコさんもおっしゃるように子供は自分育てだと思います。
今日から、ワタナベさんの方法で自分に質問してみます。答えは自分の中にある…ですよね!
今日もありがとうございました!
ママさんの思考と行動はすごいですね!
子育てだけでなく、大人同士や職場、
自分自身への問いかけにも有効に使えると思いました。(*^_^*)
久しぶりのコメントですが、毎日ブログを読ませて頂いています!
今日のブログを読んで、気付いたことがありました。
ワタナベさんのコーチングを受けて、一年ほどたちそのままセルフコーチングを続けて変化したこと。以前は、人の望む答えを探していたんだなと思いました。でもしっくりこない。だからもっと考えると、楽な答え、自分がすっきりする答えが出てきます。人の期待にこたえる前に、自分の考えを確認できるようになりました。
子どもにコーチングは、その子にどんなふうに生きてほしいと願いや愛があるから、辛抱強く見守れるのだなと思います。自分に対してもそうでありたいですね。
そして、やはりコーチの勉強もしたいと再び思いました。やりたいことがいっぱいでまた、嬉しいことです。
今日の記事もありがとうございました!
o(^▽^)o先日彼氏と意見が別れたのですが、私は私の気持ちを伝えた所、予想以上に落ち込まれビックリしました。
価値観の違いで、彼の言い分もとてもわかるのですが、違う人間が妥協点を見つけやっていくのはなかなか骨の折れる作業だと思いました。
そうやって絆が深まることを信じてやっていきます。
魔法のランプからボヨヨ〜ンって、
アニメのキャラになっているワタナベさんの姿を想像して…
笑いと、そして
何だか涙うるっときちゃいました(>_<)
心強いです!
本当にありがたい記事でした。
感謝です。