年末でなんとなくバタバタしていませんか?
そんな時でも美意識は高く保っていきましょう。
私が小学生のとき、こんなことがありました。
保健室にいた時に小1か2年くらいの男の子が入ってきて、
「先生ー、おなかが痛いよぉ〜」って半べそできました。
保健の先生は「あら、じゃ、すっごく効き目のあるお薬あげるね」
と言って、その子に見えないようにオレンジジュースを紙コップに
少し入れて、「さ、飲んで、すぐおなか痛いの直るから」
そして飲んだ後、男の子は「ホントだー。すぐ直ったぁ」と言って
喜んででていきました。先生は私の顔をみてクスクス笑って、
「あなたも特別なお薬飲む?」と言って、オレンジジュースをくれました。
つまり、薬じゃないのに、薬のような役目を
そのオレンジジュースは果たしたのです。
これをプラシーボ効果と言います。
プラシーボとは、薬として効く成分は入っていない、
偽物の薬の事なんですって。
この効果は良くも悪くも効果があるんです。
例えばさっきのおなかの痛い子にはよい効果を発したわけですよね。
もう一つの例は悪くも効果があったことをお話します。
オランダで1883年に国事犯を使って、実験が行なわれたそうです。
医師たちは、その国事犯に
「これより、一人の人間からどれだけ血液をとったら人間は死ぬものか?
を調べる実験をする」と言って、彼をベッドの上にしばりつけ、
「これから、足の親指にメスを入れる」と言いました。
でも実際にはメスを入れずに、その国事犯の足に痛みを与えただけでした。
しかし、彼は、本当にメスを入れられたものと信じ込みました。
そして医師団は、用意していた水滴を容器に、たらし始め、
彼は自分の血液がポタポタと落ちているものと思っていたようです。
数時間が過ぎ、医師たちは彼のそばで、
「まもなく血液の三分の一が流れ出ることになりますね。」
「三分の一の血液を失ってしまったら、死にますね。」と話していました。
そしてその国事犯は、まもなく息を引き取ったそうです。
本当は、まったく血液など流れていなくても死んだのです。
これも一種の「プラシーボ効果」です。
潜在意識は、あることを強く信じただけで、
病気を治したり、死んだりもするということなんです。
このプラシーボ効果がどうして美しさや美容と関係があるのでしょうか?
私たち女性はお化粧品を使ったり、サプリを飲んだりして、
または、害になる化学薬品などを神経質になるくらい避けて、
若さや美しさを保とうとしています。
そのお化粧品やサプリが効き目があると信じて使うのと、
頭っから「これ、本当に効果があるの〜?」と疑って使うのとでは、
効果が全く違うということなんです。
ですから、それを使い続ければ、もしくは飲み続ければ、
キレイになると「信じて」取り入れましょう。
また、過度に科学物質を嫌うと、実際たいした害がなくても
本当に体に害をもたらします。
よく健康フリークといわれている人たちが、
科学物質に過敏になりすぎて、病気になっている例もあります。
潜在意識は本当に力があります。
どうか、その力を良い方向に用いれるように、
良いものは信じて、
悪いものには過敏にならず、美しくなっていきましょうね。
★いつも応援ありがとうございます★


すごい、すごいよー!
プラシーボは有名ですけど、なんだかこのお話は
ものすごく納得できるものでした。
父が手術したのですが、家族が大丈夫大丈夫と本人に言い続けたら
術後の経過も順調です。
逆も然りですよね。
私もキレイになりたい!
何事も信じ続けます。
いいお話、ありがとうございました。
お父さん、がんばりましたね。
あとは家族の励ましで元気になれますね。
一種の暗示効果ですが、家族の「大丈夫」という言葉は
薬よりも効果があるかもしれません。
家族に入院患者がいると、その家族も疲れてしまうこともありますので、
ヴィヴィさんも、ご自愛くださいね。
そのお陰か身体がエネルギーでみなぎっているように感じます。…少し怪しい話みたいですね。笑
薫さん、いつもためになる情報を本当にありがとうございます(^^)